お疲れ様です!
火曜が終わりますね。
ここまでくればあっという間に週末ですよ!
今日は最近読んでいる本で、おすすめの本の紹介です。
経営の神様とも言われる稲盛和夫さんの著書ですね。
ご存じの方を多いかと思いますが、京セラを立ち上げ、赤字続きだった日本航空を3年で立ち直らせた方です。
私は11月に日商簿記検定の3級を受験予定なのですが、それもあり、ブックオフで本棚を眺めていて目に飛び込んできた本です。
そのような何となく目に飛び込んできた1冊の本は自分の人生を大きく変えることがあります。
というのも、私が30歳くらいの頃、そのころはまだ歯科医師ではなく、ブラック企業に勤め、その後どのように生きていこうか、何となく考えながらぼーっとちょうど同じブックオフの本棚をみて面白そうな本がないか探していました。
その時にオレンジの1冊の本が目に飛び込んできました。
本のタイトルをみると、
安藤忠雄「連戦連敗」
と書かれており何となく面白そうだから買ってみました。
安藤さんは元プロボクサーでそれから大学などはいかずに独学で建築を学び、建築事務所を立ち上げた方です。
今や日本を代表する世界的な建築家です。
若い頃は食費を1食けずってでも本を買う金に充てて勉強したとのこと。
おびただしい本が積み上げられた事務所の写真を見て衝撃を受けました。
安藤さんはコンペに毎回大きく枠組みから外れたようなスケールのでかすぎる作品を出すのですが、そのため毎回落選します。
それでもその行為の中に自分を成長させてくれるものがあるといいます。
この本のそのような取り組みを読み、私も何かより大きなものに挑戦したい。
そう思い、歯科医師になることを決め勉強を開始しました。
まさに、その1冊が私の人生を変えたといえます。
今読んでいる稲盛和夫さんは安藤さんがリスペクトする方です。
対談などもされていて、存在は知っていました。
稲盛さんは、京セラを立ち上げた20代のころとにかく経営者たるもの会計をしらないといけないと、だいぶ勉強されたようです。
すごいのが、その当時の会計の当たり前とされていたようなことを、疑問に思い、自社の会計システムを作り上げていったところです。
自社の会計の専門家がこれは会計の世界では当たり前のことですと言っても、腑に落ちない感覚のものはそれはおかしいと根本から変えていったとのこと。
とにかく実際に経営に生かせないような会計のシステムではなく、リアルタイムで経営を判断できるようなシステムを求め作り上げていったようです。
その結果、無借金経営にて大きく業績を伸ばしていきます。
また、バブル期においては多くの企業が様々な投資を行う中、稲盛さんはそのような浮足立ったようなお金は求めないと断固拒否。バブルがはじけたころ、多くの会社がそれが原因となり倒産する中、まったく影響を受けなかったといいます。
そのような考えや無借金経営などはとても共感を覚えています。
私自身せどりはクレカ仕入れは行わず、キャッシュでの仕入れにより行っています。世の大半のせどりの経営者はクレカ仕入れを初心者に気軽にすすめているような印象を受けますが、私はこれはとても違和感を覚えることが多いです。
うまくクレカによるキャッシュフローを構築できる人ばかりとは限りません。
歯科においても同じで、大半の若い経営者はそれこそ1億近い借金を平然と借りてバブリーな医院を開業する人が多いです。
そのようなことはうまくいけばいいですが、集客できずに多額の借金となるケースも後を絶ちません。
これはせどりのクレカ仕入れと同じで、周りの大半がそうしているから、という考えからきているかと思います。
それは、やはり自分のフィロソフィーとして絶対必要だから、クレカ仕入れをする。とか、借金をするというようなポリシーが必要かと思います。
私は自分のフィロソフィーとして、目指すは稲盛さんのような無借金経営ですね。
これはこの本を読む前から考えていたことです。
さらにその思いが強くなりました。
本との出会いはとても大きいですね!
この本を読み、私も実際に明日から活きるような勉強をしていきたいと思いました。また、目の前の慣習や正しいとされていることを当たり前のことと思わず、自ら枠組みを考え直していくくらいの気構えをもっていたいと思います。
今日の一曲
A Tribe Called Quest - Electric Relaxationです。
火曜はこんな曲でまったりと~